綺麗過ぎる顔は悲しそう切なそうに歪んで 大きなパッチリした目には止めどなく流れる美しい雫。 こんな状態でも綺麗だと思う俺はきっと光梨バカ。 「なんで来るの…!?」 まだ肩を掴んでいる俺の手を振り払って 俯きながら小さく、でも力強く言った。 「何でって…こんな暗い中で光梨を1人で帰らせるわけにはいかねーだろ…家まで送る」 「うん…。」 ずっと俺の方を見てくれなかった。