Clumsiness+2+





秋の虫の声が遠くに聞こえてくる。


うーん、コオロギ…?
綺麗だなぁ…。


チラッと顔を見ると…
スッゴく優しい顔。


「…光梨、おいで。」


そんな甘い声出されたら
行きたくなっちゃうじゃん。



ギュッと東間くんの身体にしがみつくと、強く抱きしめ返してくれる。



「どうしたの?急に…。」


いつもの彼はもっと
甘いけど意地悪なのに。




「光梨…誕生日おめでと。」


「ひゃぁ…ッ」


耳元で囁くなんて

本当に東間くんはズルい。