秋の虫の声が遠くに聞こえてくる。 うーん、コオロギ…? 綺麗だなぁ…。 チラッと顔を見ると… スッゴく優しい顔。 「…光梨、おいで。」 そんな甘い声出されたら 行きたくなっちゃうじゃん。 ギュッと東間くんの身体にしがみつくと、強く抱きしめ返してくれる。 「どうしたの?急に…。」 いつもの彼はもっと 甘いけど意地悪なのに。 「光梨…誕生日おめでと。」 「ひゃぁ…ッ」 耳元で囁くなんて 本当に東間くんはズルい。