かわいくなる方法

いけないって分かってるのにネガティブな考えが止まらない。


大好きな拓馬が女遊びをしてるってことも、あたしとは正反対の子と付き合ってるってことも、あたしは受け入れることができなかった。



その場に崩れ落ちそうになるのを抑えて、拓馬たちの方から顔を背ける。

次の瞬間、あたしの前にあったのはさっきのショーウィンドウ。


そこに映る自分の姿をあたしはもう1度見た。



―――――全然かわいくなんかなってない。




あたしは急に、自分が安っぽいものに思えてきた。

メイクもヘアアレも、全部とってつけたような、あたしから浮いてる感じがする。