かわいくなる方法

まぁ、ぼちぼちやっていくしかないのかな・・・・。


「ふぅ〜。」

あたしは、白い吐息をはく。

空に溶け込むような白い息。

まるで何かを求めているようで、寂しげだ。


ふと拓馬の顔が頭に浮かんだ。

拓馬と別れたときはまだ春だったのに、今はもう秋。

時間が過ぎるのは本当に早い。


あたしは何気なく振り返った。


その時―――――。