あっ、イタタタタ。 これは間違いなく、女性陣からのあたしに対する殺意の孕んだ視線を背中に受けてるよ。 いや、違う違う。 背中に殺気がナイフのように突き刺さってるって! 何でこんな目に……。 『って、発端はお前かっ!』 「うおっ!急にどうした?!」 突然の怒声に驚きを隠せなかった中島は、一瞬体をビクつかせる。 とぼけてるんじゃないわよ!! いつか絶対に呪詛してやる!