【完】俺だけを愛して溺れろ。




『あ、すみません』



「いいえ。何色がいいですか?」



そして、リボンと包装紙のセットを見比べる。



『(うーん、何色がいいんだろう)』



少し眉間にシワを寄せ、迷っていると。



「……誰かにプレゼントか?」



『うん、』



“蒼空へのクリスマスプレゼントだよ?”



あたしは慌ててその言葉を呑む。



ドクドクとはち切れそうに鼓動を繰り返す、あたしの心臓。