「パフェ、食べないのか?」 『え?』 はっと、洸太の声で現実に引き戻されるあたし。 目の前にはノートを広げてシャープペンを持ったまま、怪訝な顔であたしを直視する洸太がいた。 そのまま視線を下ろせば、一切形が崩れていない美味しそうなパフェがあたしに食べられるのを待っている。 「……考え事か?」 『いや、ちょっと昔のことを思い出してた』 「へぇー、凜が?何か意外」 洸太はぶっきらぼうに言って、あたしのノートを写し始める。