「でも・・・彼氏がいるのにデートなんて・・」

先輩は、少し改まった

「じゃあキス」

「もっと無理です」

「えーキスなら、今できるのにー」

「ホントッだめですっ」

先輩は口を尖らせながら、自分のテントに戻った

でも・・・先輩ってモテるんだよね~なんで私なんか、好きになったんだろう

私が先輩の背中を見つめていると

「もしや、浮気・・・?」

「びっくりした~なにしてんのよ!ゆうすけっ」

椅子の後ろからゆうすけが、ニョキっと頭を出してきた

「暇なんですー遊んでくださいー」

お前は子供かっ!

「ゆうすけ、なんか競技でないの?」

「えーもう終わったー」

遊ぶと言うよりお話・・かな?