先輩は、私を2回も傷つけたって言って
好きでいるのはもう、やめるって言っていた
なのに・・
なんで・・・私たちを・・・
校門から出そうなしゅうちゃんに叫んだ
「バカッ!!」
振り向かなかったけど、足を止めてくれた
「なんでっ!・・・何も言わずにすぐいなくなっちゃうの!?」
「・・・・・・」
「いつも・・・そうじゃんっ!・・・意味がわからないよっ!こんな簡単に終わる恋ならしなきゃよかった・・・・こんなに苦しくて悲しいなら、しゅうちゃんに会わなきゃよかった!!!」
振り返ったしゅうちゃんは少し驚いたような顔をしていた
「なんで・・お前が怒ってるんだよ・・」
「なんで?怒るにきまってんじゃんっ!私が、待ち合わせに行かなかったから?私が子供だから?理由をしらないまま別れ言われて・・・怒らないわけないじゃんっ!」
「じゃあ、まやは俺がほかの女とやったら怒る?」

