変型したアトランティスは右手に持っている巨大な剣を振り下ろした。
「!?あんなものが直撃したらただでは済まんぞ!!」
「だが、間に合わない…!?」
「ッ、クソがあッ!!」
グレンが背後から回って剣を止めようとした。だがそれも間に合わない。その時アトランティスの右手にどこからか飛来したミサイルが何発も当たった。
「!なんだ…!?どこから…!?」
グレンが動きを止めて辺りを見回す。すると遠くから一気に戦闘機の編隊が飛んで来た。
「あれは…AF―49…!?」
AF―49とは国連統合軍にのみ配備されている高性能次世代戦闘機だ。その尾翼には一本の剣を二枚の羽が覆っているエンブレムがペイントされている。「あのマークは…!?」
その時グレンに誰かが背後から声をかけた。
「遅れて申し訳ありません。グレン殿。」
その声に振り返ると、そこにいたのは背中に二枚の純白の羽を広げた男がいた。
「…クローム…やはりあれは第七師団の航空部隊か。」
「えぇ。私の地区の拠点の全制圧が完了したので、援護に参りました。」
「…助かる。」
「…随分と素直ですね。何かありましか?封印紋も開放している様ですし…」
「あぁ。何とかあれのシールドは破壊できたんだが、あれの装甲はかなりの強度の様でな…」
「でしょうね。メシアの剣に耐えたのですから。しかしこんな事は前代未聞…あれの装甲、調べる必要がありそうですね。」
「…なら爆散させずに仕留めないとな…」
アルバーヌは静かに剣を抜いた。
「…まぁ、仕方ないでしょうね。」
「俺達も戦わせて貰うぞ。」
そう言ったのは憲蔵だった。後ろにはユリスもいる。
「…そうおっしゃると思って、大元帥に封印紋の解除申請をしておきました。」
「…気が利くじゃないか。」
「!?あんなものが直撃したらただでは済まんぞ!!」
「だが、間に合わない…!?」
「ッ、クソがあッ!!」
グレンが背後から回って剣を止めようとした。だがそれも間に合わない。その時アトランティスの右手にどこからか飛来したミサイルが何発も当たった。
「!なんだ…!?どこから…!?」
グレンが動きを止めて辺りを見回す。すると遠くから一気に戦闘機の編隊が飛んで来た。
「あれは…AF―49…!?」
AF―49とは国連統合軍にのみ配備されている高性能次世代戦闘機だ。その尾翼には一本の剣を二枚の羽が覆っているエンブレムがペイントされている。「あのマークは…!?」
その時グレンに誰かが背後から声をかけた。
「遅れて申し訳ありません。グレン殿。」
その声に振り返ると、そこにいたのは背中に二枚の純白の羽を広げた男がいた。
「…クローム…やはりあれは第七師団の航空部隊か。」
「えぇ。私の地区の拠点の全制圧が完了したので、援護に参りました。」
「…助かる。」
「…随分と素直ですね。何かありましか?封印紋も開放している様ですし…」
「あぁ。何とかあれのシールドは破壊できたんだが、あれの装甲はかなりの強度の様でな…」
「でしょうね。メシアの剣に耐えたのですから。しかしこんな事は前代未聞…あれの装甲、調べる必要がありそうですね。」
「…なら爆散させずに仕留めないとな…」
アルバーヌは静かに剣を抜いた。
「…まぁ、仕方ないでしょうね。」
「俺達も戦わせて貰うぞ。」
そう言ったのは憲蔵だった。後ろにはユリスもいる。
「…そうおっしゃると思って、大元帥に封印紋の解除申請をしておきました。」
「…気が利くじゃないか。」

