無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~

「とにかく、濡れてるんだから、

ここ入って」


・・・

一軒のテナントの中。

・・・中には、たくさんの着物。


「ここは?」


「今度新しく出すオレの店」


私をタオルで包みながら、

誠之助さんが言った。


「・・・なんかすみません」

「いいよ…困ったな。

ここには着物しか貸してやれない」

「いいですよ。もう、

帰りますから」