無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~

私の言葉に、

心なしか、頬が赤くなった気が・・・

「・・ゴホン・・・考えすぎだ。

行くぞ・・・」


俊は、私の手を引いて、

歩き出した。

私の言葉は当たっていたのかな?

ちょっと動揺してるみたいだし・・・


「ありがとうございます」

お礼を言うと、

顔を隠すように、

そっぽを向いてしまった。

・・・

なんだか、意外な一面を見た。

そう思うと、

嬉しかった。