いつもいつも、

私の事だけを考えて、

傍にいてくれる誠之助さん。

・・・

この人と共に過ごせば、

好きになれるのかな・・・

・・・

俊を忘れて、

誠之助さんだけを、

見つめてあげられるだろうか・・・

・・・

そんなにすぐに、

答えなんか出るはずもなく・・・

・・・

気を取り直して、

私は台所へ向かった。