「ありがとう、麗」


「いいわよ。

また何かあったら相談して?

そのことにかけては、プロですから」



「ああ。頼む。

麗」


「なあに?」


「結婚、おめでとう」


「ありがとう。

あなたのおかげで、婚期を逃すところだった」

麗は笑いながらそう言うと、

帰って行った・・・