無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~

「・・・愛奈」


「は・・・はい?」


・・・

怒るなら早く怒って。

もう耐えられない。


私はギュッと目をつぶった。



「キスされたのどっち?」


「・・・み、右?」

目をつぶったまま答えた。


「?!・・・ッ!!」


突然右耳にキスした俊は、

そのまま首筋に唇をはわせ、

・・・

あろうことか、

その首筋に、

キスマークをくっきりつけた。

・・・

そこは目立つでしょ?