無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~

・・・しょうがない。

私が付き合うって言ったのが悪いんだから、

誘いを断るのも悪い。

・・・しかも早く車に乗らないと、

ギャラリーの目が痛すぎる・・・


私は誠之助さんのエスコートにより、

車に乗った。

・・・

車の中で、

ササッとメールを打って送信した。

もちろん相手は、俊。

・・・ごめんなさい。

美味しいご飯はまた明日。

そう思うと、またため息が出た。


「大事なようだった?」

「?!いえ・・・メールはしたから、

大丈夫だと思います」


私は作り笑いでそう言った。