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日曜日の朝。

目が覚めると、

ベッドに愛奈の姿がなかった。

・・・

リビングにもいない。

キッチンに向かうと、

テーブルの上に、

朝食と、置手紙がされていた。


『今日は、大事な用があるので、

出かけてきます。

帰ってきたら、デートしましょうね』

・・・

フッと笑みがこぼれた・・・

でも、そんな笑みは、

すぐに消えた。