無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~

・・・

壁に押しつけられた私は、

どうしていいかわからず、

ただ黙っていた。


「これで最後にするから、

オレの話を聞いてくれ」


・・・最後。

その言葉が、

私の心に重くのしかかった。



「昨日言ったことは、

オレのすべてだ。

女なんてどうでもいいと思ったこともある。

愛奈に出会って、

そんなことを思った自分が嫌になった」