「休んじゃえ!

オレがいいところ連れて行ってあげるよ」


「・・・え?

誠之助さん仕事は?」


「今日は、定休日。

そうと決まれば、早く支度して?」


「え?え?いいですよ。

貴重な休みが・・・」


「一度決めたことは、

やらないと気が済まないたちでね?

ほら、早く!」



誠之助さんは、

笑いながら、

私をせかす。

私は渋々、支度をした。