無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~

「・・・愛奈」

俊と目が合ってしまった。

「お、お取込み中、失礼しました」

私は慌てて部屋に戻った。

・・・

胸が締め付けられる。

・・・

苦しくて、

息が出来ない。

・・・

仕事途中の書類を、

無造作にカバンに押し込んだ私は、

足早に、

会社を出た。