私は、

あなたのすべてが・・・・


・・・・

頬に触れてる私の手を

そっと俊が握った。


「・・・早いな。

もう起きたのか?」


「はい・・・

早く目が覚めちゃって」


私の言葉に、

微笑んだ俊。

私も自然と笑みがこぼれた。

「昨日は無理やり、

悪かったな・・・」