"見てる訳ない"
そう解釈して、書き直し。

やっぱりね、最後はかっこよく飾りたかった。

綺麗事並べて在り来たりな言葉吐いて、綺麗な形で関係を終わらそう。

そう思ってました。

だけどやっぱり無理だよ。

「今ならまだ遅くない」
違う、既に遅すぎた。
だって君が傍に居ない生活を二週間弱しか過ごしてないのにここまで崩れたんだから。

「うちより理解してくれる子いっぱい居る」
違う、君だから理解してくれて嬉しさを感じるんだ。
僕は君って一人の女に恋をした。

だから他なんか視界の片隅にすら移らない。

失ってから気付くものは多すぎて、何よりも大きかった。

未練がましく未だに待ち受けにしてる二人で撮ったプリクラ。

"携帯を開けばそこには二人が笑って笑って笑って笑っていたんだ"

僕は馬鹿だから
君の辛さ、苦しさ、痛み、不安に気付けなかった。

"気が付けば君の「幸せ」は「辛い」に変わってた"