新婚さんの事情



その後、僕たちはヒカリと待ち合わせしている駅に
足を運んだ



そこには、約2週間ぶりのヒカリがたっていた




「キノーっ!!!久しぶりっ!」


ヒカリはそんな僕を見つけて走って僕らの元にきた


「久しぶり、この頃一緒に通勤出来んくてすまんな」


僕は手を頭に当てる


「うんん、大丈夫だよ!キノ仕事そりゃいそがしんだから当たり前じゃん」


ヒカリはそういって笑う


「おう、ありがとう」


僕も微笑み返す


「ちょーとっ!俺忘れてませんか?!?!お二人さん!?!?」


その空気を壊すかのように加藤が入ってくる





「あっ!加藤さんでしたっけ?すみませんっ」

ヒカリが慌てる


「すまん、加藤、忘れてたわ」


僕は加藤に笑っていった



「このー、俺もこんなヒカリちゃんみたいな可愛い彼女つくってやるからっ!」



加藤はそっぽを向ける



はは、なんかこうゆうの楽しい
友達がいて、そして
大好きな彼女がいて...