食べ終わると起きて来た親父は

「まりかちゃん、嫌な思いさせて悪いな。

今日、はっきりさせるからな・・・」

まりかに謝った・・・

「いえ、私も驚いてしまって・・・」

「まりかが悪いんじゃない・・・気にするな。

俺が必要なのは“まりか”だけだから・・・」

俺達は南條さん親子が来るのを待った。