手の温もり

沈黙の中

ふと一つ疑問に思ったことがあった



どこに向かってんの?

「どこ行ってんの?」

「さぁ?俺にもわかんねぇ」

何これ!?やばくない?やばくない?

「じゃ,じゃぁウチくる?ち,近いし…とにかく寒いから…」

「こんな遅くにいいのか?」

「いいよ。あたしんち誰も居ないし」

「あッ…わりぃ…」

そう言った白井海斗はものすごく悲しい目をしていた