この声が枯れるまで

観覧車が地上におりていってしまった後 俺らは集合場所となっている旅館へとむかった。


浩二はまだスネているようだけど、そんな事気にしている余裕はなかった。時間ギリギリだったからだ


よりにもよって時間に遅れたらペナルティがつくらしいので俺たちはもう気が気じゃなかった


遊園地を出て大きな道路の端の歩道を全速力で走る


たまに通りすぎる住民が俺たちをジロジロみていた。たぶん修学旅行に来た俺らに興味でもあるのだろう


「どこから来たんだ?」とか「何歳だ?」とか聞いてくる。


しかし住民はみんな笑っていて居心地のよい町だということがわかった