「ヤダっ!真珠が入ンなら俺も入る!」
「アホ言ってる暇があるならワンコは勉強しなさいね?」
ぅぅ・・・・そりゃ、ウチの生徒会ってある程度成績よくなきゃ入れねェンだけどさ。
「じゃあ・・・終わんの待ってる・・・」
項垂れて、目だけで縋ると真珠はふっと溜息混じりに苦笑した。
「仕方のナイ子ね。じゃあ、図書室で待ちなさい。待ってる間にこれを解いておいてね。」
真珠はさらさらさらっと紙に何かを書きつけて、俺に渡した。
・・・・うげっ・・・英文!?
「当然、悪いワンコにはお仕置き、良いワンコにはご褒美。・・・今夜もタノシミね。」
俺を廊下に追いやって、バタンと扉が閉められた。


