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『はい。

いつも頑張ってるから

アナタにご褒美です。



今から魔法をかけてあげるから

舞踏会へ行って王子様と楽しんでいらっしゃいな。



ただし、魔法は十二時に切れてしまうから気を付けて・・・』






そんなことを滔々と語る魔女を俺は掴んだ。





舞踏会なんてどーでもいい。

王子様もしらね。




俺はアナタに一緒にいて欲しいんだ。





ご褒美というならアナタが欲しい。


たとえ十二時まででもイイ。







だから一緒にいて?


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