真珠が屋上を去り際、思いだしたように振り返った。
「言い忘れるところだった。今日は用事があるから一緒に帰れないわ。遅くなるかもしれないから、ワンコも久しぶりに家に帰ったらどう?」
「何の用事ぃ?なんなら俺も一緒に―――
「ハウス。」
「・・・・わん。」
ちっ・・・いいですよーだ。帰りますよーっだ。
真珠の薄情者。
ホシ先輩がとてつもなく同情的に俺の肩を叩いた。
「ロウさ、マジで西の魔女でも探して、勇気でも与えてもらった方がいいんじゃない?」
「ぅぅ・・・」
グレてやる。
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