てか、腕が肩を滑ってきて
今や真珠の顔はキスが出来る至近距離。
「アキ子さんにも躾けるって約束しちゃったもの。ここで手腕を見せなきゃ飼い主失格だと思わない?」
しゃべる度に甘い吐息が唇を擽る。
レンズ越しに俺を捕える漆黒の双眸。
「勿論ガンバルワンコにはご褒美よね?だけど言う事聞かない悪いワンコには罰をあたえちゃおうかしら。」
その目はダメだ。
吸い込まれる・・・・
「ば・・・罰?」
「そーねぇ・・・一カ月ホド家の出入り禁止、とか?」
テスト後の一カ月って夏休みじゃねーかっ!
学校もねぇのに、家行けなきゃ会えねェじゃん~。
「ち・・・ちなみにご褒美って?」
「さぁ?何かしら。ワンコが喜びそうなコトよ。」
オ タ ノ シ ミ ♪
そう言って笑った真珠はとても妖艶で。


