飛びつく俺に真珠はニッコリ笑って頭を撫でた。
「やっぱりこんなところにいたのね。ダメじゃないのちゃんと授業にでなきゃ。」
「ん~・・・・んん・・・・」
たとえ真珠の命令といえどもそればっかりは・・・
「トコロで真珠こそ授業どーしたんだよ。」
「私のクラスは先生の都合で自習よ。」
・・・あ、そう。
俺から離れた真珠の視線があるトコロで止まった。
「あ~、アレ。用務員のオッサン。」
「あら、そうなの。歳喰ったのが一匹混じってるから、どんだけ留年したものかと思ったわ。」
魔女さん、言う事キツイっすね。
誰もが心の中でそっと突っ込む。
真珠が真顔を俺に戻す。
「ワンコだって将来ああはなりたくないでしょう?だったらちゃんとお勉強しましょうね?」
「う・・・なりたかねぇけど。俺勉強キライ・・・」
「俺の存在丸ごと全否定デスカァ~?ムカツクカップルだな、オイ。」
オッサンがぼやくが誰も何も言わない。


