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夢の中で魅惑的な魔女が言う。



『アナタの望みを叶えましょう。
その代わりに、アナタの声を貰うわよ。』


『や・・・声って実際どーなの?貰ってウレシイもん?』


『・・・それもそーね・・・。』



魔女は一度考えて、にこっとほほ笑んだ。



『じゃあ、アナタの恋心を頂こうかしら。』



俺の中から眩くキラキラ光る物を取りだした。


魔女はそれを掌に転がしながらうっとりと眺める。





『ふふ・・・キレイ。
さぁ、これでアナタは誰にも恋は出来なくなってしまったわね。』