俺の葛藤などどこ吹く風。
真珠は平板に言い返してきた。
「腕枕ねぇ・・・私昔っからキライなのよ。頭の下ゴツゴツして寝苦しいもの。それなのにお父様がやたらとしたがって、参ったわぁ・・・」
俺の提案は恙無く却下されたらしい・・・。
「・・・眠れねェ・・・」
「あら。とんとんする?昔みたいに・・・」
「・・・いらね・・・」
真珠のバカ。
魔女っつーか、絶対小悪魔だ!!
興奮して中々寝れねェと思ってたけど
いつの間にか寝てしまっていた。
この心地は俺にとって安心できるものだって
体が覚えてんだ。
そして俺は夢を見た。
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