ぼふっ と、抱きついてそのままベッドに押し倒した。 「エロイこと、してイ?」 自分の持ちうる色気とやらを総動員して、誘いかける。 闇をこごったような深い黒の瞳がじっと俺を見る。 仕掛けてんのは俺の方なのに 魅了されてんのも俺の方で・・・・ 吸い寄せられるようにその唇に近づいた。 が、 あと少しってトコロで指に阻止された。 その冷たさに驚いて目を瞬かせれば、 魔女はふっとほほ笑んだ。 「そのうち・・・ね?」 ・・・・。