「一応自力でクリアしたしっ♪」


「あら。結果はどうでもイイと言ったけど、それはオメデタイことだわ。」



そう言って真珠は俺の手を取って歩き出した。




















「ちょ・・・真珠///」


連れてこられたのは空き教室。


放置された机に追い込まれて座る形になった俺の上に真珠が徐に乗り上げてくる。





「お利口なワンコにはご褒美、でしょ?」



俺の肩に腕を回して至近距離でニッコリ笑う。






「てか、コレ、ほぼハジメテに近い女の子のする行動じゃないからっ!!」


「あら。積極的な女の子はキライ?」


「・・・・いえ・・・キライじゃないデスケド・・・」





じゃあ、いいんじゃないの、と言いたげな顔で、甘くて濃厚なご褒美をくれる。