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アノ裁きの日から一週間後―――
俺は校長室にいた。
威厳たっぷりの机で、黒い椅子をクルクル回して俺を待ち構えるのは、あの女傑校長
・・・ではなく
用務員のオッサン。
いや、理事長。
オーナー。
真珠の叔父さん。
相変わらずのジャージ姿で
・・・なんか不法侵入した変質者みたいだぞ。
テストが終わって、返ってきたトコロ。
いや、俺のテストは一枚も手元にナイんだけど・・・・。
「・・・・で?どーなの、オッサン。」
椅子を揺らすのを止めてニヤッと笑ったオッサンに、俺はごくっと喉を鳴らした。
ぅぅ・・・・これまで経験したことのナイ緊張。
心臓が、心臓が・・・