バンと机を叩いて校長が立ちあがった。
「で、でたらめ言わないで頂戴!仮に彼と関係があったとして、横領だなんてそんな。どこにそんな証拠が―――
「ぅお~ぃ。そろそろ俺の出番かぁ~?」
校長の金切り声をバターンと扉の音で遮って中に入ってきたのは
用務員のオッサン???
相変わらずダラダラと締まりねぇ・・・。
てか、ちょっと待て!!!!
「ぉい、真珠。話は終わったのかよ。」
「ええ。狙ったようにイイタイミングの登場だわよ、久郎さん。」
なんで気安く真珠の肩に腕乗せてんだ、オッサン!
しかも真珠も鬱陶しそうだが嫌がるそぶりはねーし・・・・
しかも!
真珠、久郎さん、だぁ!?


