俺はバイクを置いて階段を駆け上がった。
そこにずらりと並んだ面子。
「とうとう姿を現したか。オマエ等が闇蛇、だな。」
俺に応えることなく、黒ずくしのヤンキー達は一斉に向かってきた。
それを片っ端から殴り返していく。
しかし、数が多過ぎる。
これじゃ、真珠のトコロに行けねぇ・・・・っ!
ガッ★
後ろから俺に襲いかかってきたヤツが吹っ飛んだ。
お♪
加勢が到着し――――
「・・・・なんでアンタなワケ?」
振り向いて、意外な人物に思わず顔を顰める。
俺の後ろにいたのは貴虎。
その横にヨー先輩達の姿もあって、続々となだれ込んできて喧嘩をおっぱじめてるのは八雲さん率いる-天我-のみなさん。
それに付けくわえて貴虎率いる-デスぺラード-のヤツ等。
え?なんなの。
このアリエナイコラボは・・・。


