飛び付かれた月はさすがに突然の告白にビックリしたのか、

はたまた嫌悪からの反射運動なのか

間髪いれず俺を殴り飛ばしやがったが・・・。




衝撃告白は噂好きなヤツ等によってあっという間に面白おかしく学校中に知れ渡った。


俺が月を襲って、玉砕したとか・・・・。



・・・・無実だよ。

不可抗力だよ。

俺に悪気はナイ。

勿論、その気もナイんだよぉぉ。










昼休みになり、屋上に真珠が現れた。





「ショックねぇ。彼氏だなんだと言いだしたかと思ったら、もう心変わり?私に魅力が足りないばかりに・・・」



「真珠までそんなっ・・・・」




俺は無実だぁ~っ。