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『私を怒らせた罰に、アンタは眠るがイイ。

大切なヒトも守れず、ただひたすらに眠る無力な自分に絶望しなさい。』





ワルイ魔女がそう言って俺に呪いを掛けた。




夢の中、

ただひたすらに思うアノヒトのコト。


そして、百年目―――




『あらら、ワルイ魔女の呪いに掛けられたのね。カワイソウに。』





眠る俺の元へずっと希っていた良い魔女が現れた。