「スミマセン。ゴメンナサイ。来たくてキテマス!全然ムリしてないデス。」


「そーかい。そう思ってたよ。」



にやっと笑う真百合。




・・・クソババァ~・・・




真百合がこのやりとりを眺めているみんなに向けてにやりと笑う。




「オマエさん等も人に知られたくない秘密の一つや二つあるじゃろうて。まぁ、わしゃ、口が堅いから軽々しく言ったりはしないがの・・・」


「さ・・・さーみんな!!気合を入れて掃除だ、掃除!!」


「「おー!!!」」




俄然、掃除にやる気を出す一同。

みんな多かれ少なかれこのババアに弱味握られてんだ・・・。








真百合はご近所でも評判の情報ツウ・・・つか、デバガメ?

どこの旦那が不倫してるだの
あそこの娘は男に幾ら貢いでるだの。

そんなこんなで誰も頭が上がらないクソババァ。



掴んだ弱味をちらつかせて無理難題押し付けてくる町内でも有名な悪党。




たまに本気で首絞めてやろうかと思う時もあっけど・・・