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げこげこげこ。

あーもーうるさい。


周囲は見渡す限りのカエルちゃん。


かく言う俺も何故だかカエル

・・・あらら?



『ふふふ。』



楽しげな笑声に視線を上げると魔女が面白そうにカエルの群れを見下ろしていた。





『この中で本物の王子様は一人ダケ。



・・・・さて、私のキスで王子様に戻るのはどのカエルチャンでしょぉーか?』







アナタの王子は俺でしょ?

俺はここにいるよ。








ねぇ、俺を見付けて。

俺を選んで。



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