「んで、しょーがないから魔女子も混ぜてあげるわよぉ~?」
そんな言葉に一同は振り返り
若干、固まった。
「・・・リゾート地に不釣り合いに魔女味が増している。」
真珠は黒い長めのパーカー姿。
焼けるのがイヤなのかフードをかぶってるからその奥から覗くのは眼鏡のみなカンジ。
一同の何か言いたげな視線を浴びて俺は顎を突き上げる。
「なんだよー。ちゃんと水着は水着だぜ。」
中はちゃんとした水着だ。
俺はただ、それにパーカー着用を強制させただけだ。
「チッ・・・これでも、まだ足見え過ぎだしっ。マヂでマントにすりゃよかったっ、と後悔。」
「オマエはどんだけチッチェ男だよ・・・はぁ。」
みんな呆れたように肩を落とした。
ふん。
ウルサイウルサイっ。


