「まー良いじゃん。こんなトコロ自腹でめったに来るもんじゃないんだからさぁ~。」
「夕方には解放されるんだしー。そしたらプールタダで遊べるんだしー。」
そんな声がして、ギャル子先輩達がひょこっひょこっと現れた。
バイトは男子のみ、なので二人は水着姿で、リゾート気分満々だ。
派手なビキニに派手なメイクに
騒がしいアクセ
胸の谷間が見事な相変わらずのゴージャスッぷり。
「「あたし等のためにガンバってねー♪」」
「・・・はぁ。」
腕にしがみ付かれたヨー先輩が、諦めたみたいな溜息を吐いた。
そこへ
「あの・・・なんかゴメンね月夜君。月夜君がお仕事するのに私だけ遊んじゃう風になって・・・・」
そんなしおらしいコトを言って現れたのは月の彼女の繭良(まゆら)ちゃん。


