ダメだ。 抱き着きたい。 見たらきっと、“好き”って言ってしまう。 そんなの…こんな所では絶対に許されない。 だから、下を向いてた。 入り口のすぐ横に立っているあたし。 だんだん近づく足音。 思いがけない再会にドキドキする。 ましてやあたしは、帽子もサングラスもしてない。 すぐにあたしだと、隼斗は気づくだろう。 もうそこには隼斗がいる。