Love♡LDK Ⅱ

(side満奈)

最後の衣装を着たまま、汗だくのままの彼がいた。

「隼斗っ!」

抱えていた花束を右手に持ち替えて、抱きついた。

久しぶりの、愛しい匂い。

久しぶりの、隼斗だ。

「えっ、満奈、なんでここに・・・・・・」

まだ状況を把握し切れていないのか、両手が宙に浮いている。

「隼斗、家族にライブチケット渡したんでしょ? 翔也さんが1枚、譲ってくれたの。 君が隼斗の晴れ舞台を見届けるべきだって」