ようやく控え室に到着。 ドアノブに触れて、ひねる。 その時だった。 ーーータッタッタッタッタッ 軽やかな足音が聞こえ、それが段々近づいてくる。 俺がステージから来たのと逆方向から、それが聞こえた。 気になって、その方向を見ると。 大きな花束を抱えて。 満面の笑みを浮かべて。 こちらに向かって走ってくる、ショートヘアの女性。 それは間違いなく、俺の愛しい人。 「満奈・・・・・・」