玲央が来てくれなかったら、今頃どうなっていたか。 想像しただけでゾッとする。 だから、ありがとう。 「・・・怖かっただろ」 頭を撫でられる。 とても心地よいそれに、だんだん落ち着きを取り戻した。 あぁ、あたし助けられてばっかりだな。 ふとそう思った。 何も出来ない、そんな自分はもう嫌だ。 周りに頼ってばかりは、もう嫌なの。