玲央の心臓の音が聞こえる。 「ごめん・・・、ごめんな・・・!」 まるで、怒りを押し殺すような。 そんな声で、あたしにそう言う。 「また・・・助けられなかった、守れなかった!」 あたしを閉じ込める腕に力が入った。 ・・・そんなことないよ、玲央。 「助けてくれて、ありがとう・・・」 あたしは、あなたに助けられたよ。