准が俺の隣に立った。

「さて・・・今度は俺らの番だな」

その言葉に、背筋が伸びた。

少しずつだけど、波に乗っているのを感じる。

もっと・・・もっとだ。

もっと頑張らなければ。

いつかまた、あのキラキラなステージに立てると信じて。

俺は強く、拳を握った。